瑠璃河 蓮衣

名前:瑠璃河 蓮衣
読み:るりかわ れい
性別:男
性格:面倒臭がりであるが、優しく、母親の様である。
年齢:18歳
容姿年齢:16~18歳
身長:178cm
補足:高学歴超絶ニート。IQは計り知れない程あるが、ある事を切欠にしてニートに。能力についてはあまり話したがらない。
能力:絶対記録

「瑠璃河蓮衣。言っとくけど別に女じゃねーからな!?」
「能力?……どーでもいいだろ」
「俺はお前らみたいに賢くねーよ」
「あああもう!黙れ!ニートの何が悪い!ってかどうでもいいだろ!?」
「……我慢してたんだな」

詳細

呼称

蓮衣君
れー君
蓮衣
瑠璃河
瑠璃河君
先生

口調

~だろ
~だな
~だぞ
~だ

生活

母は蓮衣が小さい頃に不慮の事故で亡くなってしまった為、父と暮らしている。
父は割と緩いのだが、幸福常来という、常に幸福が舞い降りてくる能力と言い難い能力を持っており、何をしても成功する為、
宝くじ、くじ、景品当て等で生活をしている。というよりできている。
父の御蔭で何1つ気に入らない事もなく、快適な環境で暮らせている。

母の事故

蓮衣が6歳の時。蓮衣と母とで屋上で月を見ていた。
蓮衣はふと言った。
「何で僕の名前って蓮衣って言うの?」
「どうして?」
「女の子みたいって言われるんだ」
「そっか」
「どういう意味があるの?」
「蓮ってハスって読むのね。因みにハスっていう花があるの」
「知ってるよ」
「蓮は美しいでしょう、そして力強いの。それを蓮衣にも纏ってほしいって思ってね、しかもお母さんは蓮が一番―」
そう母が言った途端、待ち構えていたと言う様に屋上の端から崩れ落ちた。

「大好き」

月明かりのせいなのか、その目は薄らと潤んでいた様に見えた。

蓮衣は能力によって未だにその映像をはっきりと、鮮明に覚えている。

生い立ちと今まで

母親と父親と蓮衣の3人暮らしであったが6歳の時に母親が事故で亡くなった。
考える力が付いた頃から他の子供より断然賢かったのだという。
小学生の頃は普通学校で普通にいた。ずっとサッカー部に入っていたという。

中学生では授業を聞いてたと言える時間は1週間に1,2日だった。先生は蓮衣の事を解っていた為、何も注意はしなかった。1年生までサッカーをしていたが、
2,3年になると「面倒臭い」と、帰宅部に。

高校生では1年生で綾城透花に出会った。1,2年生でずっと同じクラスだった。透花に勉強も教えていた。
2年生の終わる辺りに透花が告白した事があった。(人間関係_透花)
そしてその告白をしてから直ぐ、透花は行方不明になった。未だに見つかっていない。

あまりの衝撃に、蓮衣は学校を変えて、今の学校に入った。
入ったものの、透花についての衝撃が強すぎ、ニート状態に。

人間関係


透花

1年になって直ぐ、偶々隣同士になった2人。
透花はいつでも明るく振舞っていた子だった。
そんな積極的な透花は蓮衣に最初に話しかけていた。
いつの間にか透花の事を好きになっていた。しかし、最後まで打ち明ける事は無かった。

ある日、元父親に暴力を振るわれてたことを打ち明ける透花。母も暴力を振るわれていたのだという。

「ごめんね、ごめんね」
と母には毎日四六時中謝られ、父には暴力を受けていた。
当時付けられた、腕や足にできた痣や傷跡を見せられた。

それだけでは済まなかった。背中に大きなやけどの痕があった。
小さい頃に熱湯を浴びせられたのだった。

「忘れて」

そう言われたが、能力はそれに逆らった。絶対記録には逆らえない。

これがあって直ぐ、透花は行方不明になった。未だ見つかっておらず、周りもこの事を忘れていった。

この事がショックで、直ぐ蓮衣は転校し、この学園にきた。

由来

「瑠璃河」
何だかんだいいつつも、瑠璃の色の様に澄んだ蒼い心を持っているという蓮衣の人柄から。

「蓮衣」
蓮の様に美しく、力強い事を纏ってほしいという気持ちから。
女の子の名前でも使える為。

能力

「絶対記録」
一度見た物覚えた物は忘れない。
途方もない時間軸で聞かれたりすると少し悩む。
攻撃や防御等で使う物ではないが、必要になってくる能力。

裏設定

※ここから下はこれからの話の鍵になります。ネタバレ表現が嫌いな方は読まないことを推奨します。



透花の行方不明

蓮衣に暴力の告白をした透花は背負っていた荷物が軽くなっていた。
そんな中、帰り道に元父親に出会ってしまった。
元父親から逃げていた母と透花だったところ故、具合が悪かった。
元父親は透花に精神的に追い詰められ、今迄よりも酷い暴行をした。

もう自分の世界は消えてしまったと思った透花は、

近くに有った崖から飛び降りたのだった。

飛び降りた瞬間に、

「大好き」

と、1つ呟いた。

  • 最終更新:2013-05-05 18:40:01

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